音とルックスが変わるカスタム
L880K型コペンのオーナーの皆さん、こんにちは!
今回は、マフラー交換にチャレンジしました。
長年連れ添った純正マフラーから、見た目も音も軽快になる社外マフラーへ交換!愛車の下回りをじっくり見ながらの作業は、愛着がさらに深まる貴重な体験です。
手順を写真付きでご紹介しますので、これからマフラー交換を考えている方の参考になれば嬉しいです。
1. 準備と作業前の注意点
<準備したもの>
- 交換用マフラー一式(今回はフジツボマフラーです。フロントパイプ、中間パイプ、リアピース)
- ジャッキ、リジットラック(馬)(私は今回いらないホイール付きのタイヤを下敷きにしました)
- 各種工具(メガネレンチ、ソケットレンチ、エクステンション、O2センサーソケットなど)
- 浸透潤滑剤(固着したボルト対策)
- 新しいガスケット、必要に応じて新しいボルト・ナット
<作業前の注意>
- 安全第一! 車体のジャッキアップは必ず平坦な場所で行い、**リジットラック(馬)**で確実に支えてください。(私は今回いらないホイール付きのタイヤを下敷きにしました)
- マフラーは高温になっている可能性があるため、完全に冷えていることを確認してから作業を始めましょう。
2. 純正マフラーの取り外し
① 車体下部パーツの取り外し
マフラー交換作業の前に、マフラーを外すスペースを確保するため、車体下部にある補強用のパーツを取り外します。
- クロスメンバー(No.1・No.2)の取り外し写真2枚目にあるような、車体剛性を高める「X」字型のクロスメンバーを固定しているボルトを緩めて取り外します。このパーツがマフラーを外す邪魔になるためです。

② O2センサーの取り外し
フロントパイプには、排気ガスの酸素濃度を測定する重要なO2センサーが取り付けられています。
- 配線をたどってカプラーを外し、専用のソケット(O2センサーソケット)を使ってセンサー本体を取り外します。
- このセンサーは再利用するため、無理な力がかからないように慎重に扱いましょう。
③ マフラー本体の取り外し
いよいよ純正マフラー本体の取り外しです。L880Kの純正マフラーは、比較的長い一本物の場合が多いです。

- ボルト・ナットの緩め各パイプの接続部(特に触媒側)のボルト・ナットを緩めます。古い車だとサビや熱でボルトが固着していることが多いので、事前に浸透潤滑剤をたっぷり吹き付けておくと作業が楽になります。
- マフラーハンガーの切り離しマフラーを車体から吊っているゴム製のマフラーハンガーから、パイプを抜き取ります。
- 取り外し車体の下をくぐらせるようにして、フロントパイプからリアピースまでを慎重に取り外します。
3. 社外マフラーの取り付け
取り外した純正マフラーと、今回装着する新しい社外マフラーを並べて比較。見た目だけでもやる気がアップしますね!


① フロントパイプ・中間パイプの取り付け
- まず、フロントパイプから車体に仮組みしていきます。
- O2センサーの取り付け穴がある場合は、パイプを固定する前にO2センサーを忘れずに取り付け、カプラーも接続しておきます。
② リアピースの取り付け
- 新しいガスケットを挟み込み、中間パイプとリアピースを接続します。
- マフラーハンガーを車体の吊りゴムに戻して固定します。この時、マフラーテールとバンパーが干渉しないか、位置をしっかり確認しながら作業を進めるのがポイントです。
③ 本締めと排気漏れチェック
- すべてのパイプが適切な位置にあることを確認したら、各接続部のボルトを規定トルクで本締めします。
- エンジンをかけて排気漏れがないか確認しましょう。接続部から「シュー」という音が聞こえたら、増し締めが必要です。
④ クロスメンバーの戻し
- 取り外していたクロスメンバーを元の位置に戻し、ボルトを規定トルクで締め付けます。
4. 完成!
これでマフラー交換は完了です!
新しいマフラーは見た目の迫力が増し、エンジンをかけると野太いサウンドが響き渡ります。
愛車コペンがさらにカッコよくなりました!DIYでカスタムすると愛着もひとしおですね。
皆さんも安全に注意して、カスタムを楽しんでください!


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